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2004年記事

第26回スピーチコンテスト

●松橋純子さん
【自己開示でしみが薄くなった私】
第1回自己紹介で”会議恐怖症”という言葉を使ってしまった、がこの言葉は”一般的ではない”と先生から指摘された。2回目は、ジャズについて話したけど、”観念的で具体性がない”と指摘された。私は特定の友人と抽象的に論議をすることが多くそれがひそかに得意になっていた。でもそれでは交友範囲を狭めてしまう。と気づかされました。自己開示をする必要性を学びました。そして、この教室ではそれが容易に出来た。そんな仲間に恵まれた。・・そういう心境のお陰か、眼の辺りにあるしみが薄くなりました。


1回目の2回目のスピーチとコメント、言われてみて思い出しました。
一つ一つ噛み締めていたのですね。
抽象的議論で内心得意に思う、そんな心境僕にも時にあったりして、共感がありました。

そして、自己開示をしやすい仲間たち、でしたね。
ただ、しみと自己開示の関連性に関しては・・・・


■村山康司氏
【目標とする先輩】
凄い先輩がいます。お客さんがクレームで怒り抗議をしてきても、なだめて最後には“ありがとう”と言わせてしまう。会同や話し合いでもスムーズにまとまっていく。
その先輩からある日言われた「村田、お前はもっとコミュニケーション能力を高めろ!」
村田「どうすればいいのですか?」
先輩「俺のようにナンパしまくるか、あるいは、話し方教室に通うんだな!」
僕はナンパは無理だと思い、この教室に通ったのでした。ただ、欠席が多く、先輩に近づけてはいない。補講等これからも精進を重ねていきたいと思います。」


この教室に来た動機が、おもしろおかしく、しかもリアルに描かれました。
ナンパと教室が類似?・・・しかし、言われてみれば・・そう言う面があるかも!と思えてきました



■伊藤善氏
【チャンスを生かせ】
(ゴルフスイングのパフォーマンスをしながら)「チャンスだ、チャンスだ三井住友ビザカード・・・
コミュニケーションがうまくいかない。これを何とかしたい、そう思ってこの教室に来た。ここではそれを鍛える機会がふんだんにある。その中でも一番は模擬披露宴に関わることだ。同級生と相談しながらどんな設定でどんな披露宴をするかを組立てていく・・・。それなのに・・僕は休んでしまった。その日はゴルフにいっていた・・・・

伊藤氏、先週の模擬披露宴は欠席でメッセージ(録音)の参加だった。(録音された音声はパソコンで再生された。これも初めての試みでそれはそれで面白かった)
そんなことを思い出しながら・・・
服装はゴルフウェア、導入部のパフォーマンスが面白く、本戦の話は、模擬披露宴に欠席したこと後悔の念が伝わってきた。(修了式でォーマンスだけでスピーチの方が全然・・・)という感想でしたが、なかなかどうして・・印象に残るスピーチでした。



■森本茂義氏
【準備運動は大切だ】
吸湿の最初は、大きな声をだしたり(バナナのたたき売り)、早口言葉をしたり(武具馬具・お綾・・・竹垣)する。なぜこんんなことをするのか!無駄なように思えていた。・・・ところが・・教室に遅刻した日があった。当然、発声練習もリレースピーチもなしにいきなり3分スピーチだ。すると、そのときは舌を噛むというか上手く口が回らなくておうじょうした。あの発声練習は順位運動として大切だったんだと見直した次第です。

最初に早口言葉を披露する導入でした。(そこで詰まって又笑いを誘った)
発声練習は準備運動・・なるほど確かに言われ見れば・・しかし、この視点で語られたのは初めてです。盲点でした。・・・・
ふんだんにユーモアをちりばめられ何度も笑ってしまいました。



■三田由和氏
【仲間なら気づいたことを伝えよう】
模擬披露宴で私は媒酌人役に当たった。実は、これまでの披露宴で媒酌人のいるのは参加した経験がなかった。一体どうやればいいのか?判断が付かなくなって、私はクラスの6人にメールを送った(原稿案)。3人から返事が返ってきた。その中に「自分の言葉で語った方が心が通うスピーチになると思います。」と返してくれた人がいる。私にとって大変ありがたい言葉だった。
人のこと何か気づいても、言わないことが多い。言うと逆に気を悪くされたり、手間をとったり・・・しかし、このクラスでは気づいたことはお互いに伝えあえて来た。そんな風に感じています。」


披露宴では媒酌人は最初のスピーチ者ですね。
あの日のスピーチを思い出しながら聞きました。できあがるまでは、原稿案を仲間に出してアドバイスを受けた、とかいう準備があったのですね。・・・そんな風な事情を聞くとあのときのスピーチがまた味わい深く感じられます。


■小森朋宏氏
【相手に変化を求める前に自分が変ろう】
父は耳が悪かった。我々家族は補聴器をつけさせようと説得を試みた。
父:終戦直後の混乱期に中耳炎にかかった。今では簡単に治る病だけど、当時は無理だった。同じ境遇の人はたくさんいる。私は、今の状況を受け入れて生きていきたいと思う。
僕は、気づいた。父が補聴器をつけるかどうかということより、自分が大きな声で話しかける、その労を惜しまない、まずそちらを追求すべきだと。

お父さんの台詞は、渋さがありましたね。
(ただ、その境遇を受け入れることと補聴器をつけないことの関連性があったのかどうか?と聞きたいところではあります)
私の父も耳が悪かった(片方しか聞こえずに、それも弱かった)でも、補聴器は最期までつけなかった。
でも、そんな深い話はせずじまいだった。なんで片耳が聞こえないかも覚えていないなぁ・・と反省しました。


■木田淳氏
【信じないと心通じるつきあいができない】
「先日韓国旅行に行った。宿泊したホテルに身なりの良くないおじさん(韓国人らしき)がいた。そして何かと話しかけてきた。
セールスぽっかったの出相手にしなかった。
次の日、サウナに入っていると、昨日のおじさんに会った。
地元のオススメはどこかとか、ちょっとした歴史だとかを話してくれた。でも、昨日からセールスだと思って適当に聞いていてほどほどに切り上げて引き返した。
振り返ってみて思う。あのとき会話が流ちょうにできなかった。それは信用しなかったから・・
あのおじさんともっと会話を楽しめば良かった・・と。」


振り返ってみれば・・あのときもっと深くつきあえたか!と後悔するときってありますよね。(私も結構多い)
ただ、信用しなくて正解だった可能性もあって・・“おじさんが信用できる人だった“と後で分かった、とかいうエピソードがあれば、この話ぐっと説得力を持ったように思えます。



■野口雅浩氏
【この教室に出会い参加できたことがよかった】

当初、自分ができないこと、他の人がうまかったこで落ち込んだ。
ここは失敗が許される場所、といわれて気が楽になった。
ディベート、模擬披露宴とともにできてその一員となることができてうれしかった。


劣等感が強く、この教室に来た経緯と、その後が語られましたね。
模擬披露宴では、新郎役、みんなのスピーチの話材となり、注目的・・・
ディベートもいい経験(勝者チームだったし)となったということで・・・
このクラスで良かったという気持ちが伝わってきました。




●土田素代さん
猫をかぶっている私が心を開いた
私は人と仲良くなると、不安になっ来てしまう性格だった。
このままでは孤独で駄目になってしまう、と思いこの教室に来た。
最初は猫をかぶるのが上手だったので、印象はうまく行っているつもりだった。
しかし、それでは距離をもう一歩近づけることができなかった。
教室の講義で「自分のいいたくないことをネタにすると人は聞く」と習った。
それで、自分の苦手にしていること「部屋の片づけ」これができないことをスピーチした。
同じことを苦手にしている人もいて・・急に距離が近づいた気がした。



「後片づけができあに」スピーチを印象深く思い出します。
大いに笑いをとったスピーチでしたね。
そんな風に聞いていたのですが、話題してとしては相当思い切って話していたのですね。
今回のスピーチを聞くと、土山さんの雰囲気の変化が少し深いところで理解できた気がしました。




■稲森隆則氏
【飲み会を通じて新しい可能性を発見できた】
私は上がりを何とかしたくてこの教室に来た。これまで、3度別の所へ通っている。
飲み会はあがりに関係ない、と思い参加しなかった。
教室中盤にさしかかり、「この後は飲み会で打ち合わせを」と言われて、初めて参加した。
飲み会も苦手意識が強かった・・・ここはコミュニケーションの場だ。そして、コミュニケーションができないのに上がりは克服できないと、気づいた。

私も受講中、飲み会は苦手意識が強くてなかなか参加しませんでした。
参加しだしたのは折り返し地点(6回目以降)
その後は同級生と親しくなっていけたように思えます。
苦手意識は、残っているけど以前よりか薄まった気がしています。



■小松聡氏
【話すときは相手と内容とタイミングが大切だ】

5歳上の女性が主任として私の隣に来た。
挨拶月間
小山「おはようございます、・・・・」
主任「私は朝だるいのよ」
(その日は一日黙っていました)
誉めよう月間
午後
小山「今日はさわやかですね」
主任「私は昨日朝まで飲んでたの、喧嘩売ってんの!」
(午後休みました)
感謝月間
夜飲み会を企画
小山「僕スパゲッティ大好きなんです。ありがとう」
主任「あなたが一番年下だよ、これをやらなければ何様だと思っているの!」
・・・人間関係まだまだ未熟なところがありますが、大分上達しました。



失敗談、面白く聞かせていただきました。
主任とのなんともいえないタイミングを外した会話が
直接話法で・・何度も笑いが飛び出していましたね。
主題「主任(5歳上女性)の壁は厚かった」とかどうでしたかね?





■成枡 信行氏
【6月生のみなさんありがとう】
私は12月生として入ったのですが、休みが多く、6月生に入れていただきました。
これなんだか分かりますか?6月生のメーリングリストの件名だけを印刷したものです。今朝の時点で401件あります。最初本文まですべて印刷つもりでしたが、一冊の本になってしまいます。私は出版するつもりはありませんので、やめましたが・・・。
これ一つ一つに想いが詰まっています。すばらしいクラスでした・・・。
6月生の皆さんありがとう。



メーリングリストの件数からスピーチを展開するとは・・始めての構成、ユニークさが光りました。
12月生から6月に編入した、と言う話を省いて、そのメールの中の一つを紹介する、と言うのもあったかもしれませんね。
主題「MLの密度が示すクラスの団結」とかがスッキリしたかもしれません。




今回、お笑い系、感動系、教訓系と特色のあるスピーチでとても楽しく聞かせていただきました。
全員が主題を述べていました。これは大切なことでしたね。そして、レベルの高さを物語っています。


第24回スピーチコンテス

■遊馬敬三氏
【感謝することは幸せにつながっている】
教室で感謝月間があり、私は一番身近なかみさんに感謝することにした。
するおt、生活が変わった。家事をするようになった。皿洗い、洗濯 感謝するを2ヶ月実践してみた かみさんに・・・・ 皿洗ってて 洗濯して・・ 逆らえない感謝してるから これまでは、仕事の押し付け合い いいムードではなかったがそれが改善された。かみさんは喜んでいて「卒業しないで・・」なんて言われた。


感謝しているから、かみさんの言うことを聞いて、家事を手伝い、仕事で疲れているところであっても言うことを聞く、の展開が面白く、そして、頷いてしまいました。
かみさん「あなた卒業しないで・・」のところ笑いが来ましたね。
幸せにつながっている部分の描写が申しすこし欲しかったかもしれません。



■酒田敏男氏(プログにて)
 

■荒井利治氏
この教室に入って学んだこと
営業トークの上達を目指した。あまり望めなかったけど・・・大切なこと。
挨拶 人の話を聞く 等々を学べた。
それなりの成果
客のとこきょうしつろ(荷上げて何とに話せるように)
新規開拓 新規の客が取れた



新規の客が取れたということは、成果が大きかったということですね。
主題「営業トークよりも挨拶・聞き方で成果を得た」とかがあったかもしれません。
(「この教室に入って学んだこと」では、課題とほぼイコールで主題として特徴がなくなってしまいます))



■斉田喜一郎氏
【ここに集まった私たち】
この教室にはじめてくるときは勇気がいる。会場に向かうとき、怖かった。勇気を振り絞ってきた仲間。私なりに積極性を持ってがんばれた。



最初の日、私の初日とはやや趣を異にしますが、そういう心境はわかるつもりです。勇気を持って教室に来た。そんな人たちは仲間意識を持っている。
その仲間意識と、積極的に話しかけていけるようになる様子が描写されていましたね。
初日(第2週目の授業)の斉藤氏を思い出しながら、多くの人が共感したのではないか、と想像しました。



■広町豊氏
【スピーチはスポーツと同じで気持ちがいい】
部下の結婚式で突然指名を受けた。
あがってうまくいかなかった。
駄目だしに落ち込む
飲み会で スピーチとスポーツは共通点があるのでは
ひたむきさ・・・
達成感、・・・今度はうまく
肩の力を抜いてできるように慣れたらいい。


スポーツとの共通性ですか。
その話題と視点が新鮮でした。
駄目ダシ・・・ほんとにされたんですか?
出だしの、披露宴でいきなり「新郎上司の広田さんです。お願いします」と指名されて、ガチガチになり、スピーチがうまくいかなかった。・・それが堪えて、教室に来る動機になった・・・とその場面が印象的でした。



■山村宣雅氏
【少しだけ進歩した自分】
上がりを治したい。とこの教室に来た。
最初の自己紹介のとき緊張して何も話せなかった。本当にやっていけるんだろうか?と不安になった。
しかし、だんだんと楽しめるようになってきた。それがうれしかった。
いつか目標を達成できるように・・


成果があったこと・・・よかったですね。苦しくなった時は先生の顔を思い出して・・・は圧巻でしたね。(私にはなかった視点です)



■照田正樹氏
教室に入って本当によかった
よかったと思うことは自分から話しかけれるようになった。
朝夕の挨拶しか話ができなかった。
自分に否定的なところを・・・
おきている大部分が否定されている時間
ここでは、
自分から話しかけるようになって悪循環を逆回転されることができてように思える。


主題は「話しかけられるようになった私」というのがよかったようにも思えます。
話しかける実際の場面の描写が欲しかった。

教室にくるまでの悩みに触れてそれに共感した、という人もいました。



■三好恵子さん
さまざまな職業の人と話し合うのが楽しみで・・
はじめた理由ときっかけ

合宿式 と併用して成果を出そうと・・・
恥をかく練習 
上達にキーわーと場慣れ  
こちらにきてよかった。



主題は、長期の継続が大切だと思えた。になるかな?
合宿式が詳しくイメージされました。
しかし、すさまじいセミナーですね。
それを聞くと私もちょっと遠慮したくなります。



■三上太郎氏
いい出会いは自分自身を次のいい出会いにつながる
社長との出会い 建築業
今の社長とであったどんどん変わって行った。
今までみんなが無理だと言っていたことをどうやれば可能になるかを考える。
その社長の紹介で教室に来た。



その社長、どの人はわかりましたが・・すごい感じですね。
社長の具体的な言葉をもっと紹介する手もあったかもしれません。
教室の方は、「その社長の言葉でこの教室に来てここでもいい出会いがありました」
の一言にしておく手があったかもしれません。



■横田一浩氏
【教室にいた私の恩人】
異常な上がり症 普通に話せるようになりたい。教室の恩人のおかげ。彼は12月生
彼は家に帰った時間にメールをくれた。・・・そのメールを見たときに行かなければ行かんと思えた。
一度のスピーチのアドバイスが書かれていた。
電車の中でスピーチを考えればいいじゃないですか!・・・年下生意気なだけど・・
うれしかった。

ここは、恩人に対する言葉だけでよかったようにも思えます。そのほうが話が一つになった。
最後に先生やほかのみんなにお礼でしたが、あれを省くと時間の節約になったと思われます。(スピーチ時間3分30秒:時間オーバー)








■高村美砂さん
【飲み会は最高の社交の場】
私は、酒が飲めないこともあってこれまで飲み会に参加したことがなかった。
飲み会=酔っ払いとイメージがあった。
この教室の飲み会も理由をつけては参加せずに帰っていた。
教室も中盤になり、級友誘われて、初めて参加した。
周りには知らない男性ばかり・・
心配していたけど・・・周りが和やかに・・
ここは、素の自分を見せてもいい場面、
飲み会を通して親睦を深めることができるのだ。



飲み会の経験がなかったというのは、意外でした。(高橋さん社交的だったから・・・)
飲み会を文化論に持っていくところ、聡明な高橋さんのイメージにぴったりの題材でした。



■島村健一氏
【はじめの一歩を踏み出す】
眠たいなぁ・・
面倒だなぁ・・
とにかく新宿まで行こう。
嫌なら帰ればいいし・・
教室に行くまでが一番難しかった
さいしょの一歩が難しい



最初の独り言、教室一日目の朝の様子が、イメージできて、
そして、最初の一歩(教室に来る、入学するということ)が最初にして一番の難関であるという論に共感させられました。



■奥田茂樹氏(優秀賞)
【取り戻した自信と誇り】
彼女にもっと話して・・
といわれて、この教室に来た。
教室では全て野球のスピーチをした。
途中、その彼女と別れてしまい
教室もどうしようか迷ったけど・・
続けた。よかった。
そして、自信を取り戻せた。



自信・・・話ぶりからそれが伺えました。
野球のスピーチ・・・それは印象に残っています。






■丸森敦氏
【披露宴での話】
披露宴のスピーチを成功させるために、この教室に来た。
本番での披露宴スピーチは成功だった。
詰まることなく・・でき、聞き手も笑ってくれた。
新郎新婦が喜んでくれた。
今振り返って思う、話しは聞き手に影響される。
あの成功も聞き手のおかげであるとも思える。



披露宴スピーチが成功だったということで成果大でしたね。
ただし、その成功が、こちらに具体的にイメージしにくかったようにも思えます。
ここでは、スピーチの一部を実際に紹介して(特に笑いをとった部分)
新郎新婦が喜んでくれた言葉を紹介する、等々の描写があれば、成功が聞き手のイメージとして伝わってきたかもしれません。




■田城敦氏
相手からもらったチャンスを生かせ】
ボーリングのサークルに入った。
こちらから挨拶し、声をかけることを実践した。
「おはようございます」
「今日もよろしくお願いがします」
そこから会話が始まり、僕に対して質問をしてくれた。
これはアピールのチャンスだ。と 
「今、戸籍法を勉強している・・・」
「それ、どんなの?」
5時間も盛り上がった。
中の一人に劇団の人がいて、見学に行くことになった。
劇団「上の空」
そこには僕の好きな漫画家がいる。
会える機会を得ることができた。



会話を取り入れながら具体的な描写と心理が語られて、”技術”を感じました。
「劇団上の空」でクスクスと笑い声も上がっていましたね。

このスピーチ
ボーリングサークルの話
そこでの飲み会の話
劇団に見学に行く話
の3つになっていると思いますが、中心は3になるような・・
3に肉付け(好きな漫画家のことを描写するとか)をして、1,2を小さくする。という手法があったかもしれません。






■福田敏行氏(準優秀賞)
異業種交流会で話さなければならないので来た。
職員の欠点は見える
私は正しい言葉で注意をした。
しかし、それは逆に離れていくような感じになってしまった。
そんな時誉めよう月間がきた。
正論を言えば通じるものではないんだな。
言って聞かせてやって見せ誉めてやらねば人は動かじ。
このと言葉をかみ締めました。


正論を言って、煙たがられる、日常にありがちで、自分の職場をイメージしてしまいました。
「言って聞かせて・・・・」は山本五十六?の言葉だったでしょうか?
指導者に対する、厳しい至言ですね。


第23回スピーチコンテスト(2005年5月28日)感想

■坂田 明仁氏
伝えたいことひとつに絞る
スピーチでは旅行なたなどが多かった。
・・・しかし、残念ながら聞いているほうに伝えられないこともあった。
説明でもそうだ。あれもこれもと思って説明してうまく伝わらなかった.
やはり、伝えたことは1つにすることが大切だ。と学んだことを納得した。
・。。

そうですね。
話してとしては、いろいろ話したくなる。そこをひとつに絞ることが大切だ、と同感しました。



■長山雅一氏
「心を開くことは気持ちいい」
私は離婚して何かしなければ・・・と思っているところに話し方教室が目に飛び込んだ。
ここで私は技術を学びたいと、メールに書いたが、先生は長文の誠実な返事を返してくれた。
そして、挨拶の意味を学んだ。
「心を開いて迫る」
それに納得したのです。


その気づきこれからも役立つことだと思え私も教わりました。
気持ちよかったエピソードが最後に欲しかったかもしれません。


■佐保利之氏
社の管理職試験に落ちてしまった。そこでは、話し方が自信なさそうだから・・・という理由を言われた。それがここにきたきっかけです。教室では私は一番前の席に座った。休みたいときもあったけど皆勤した。年二回の試験機会、また挑戦する気力がわいてきた。わずか数%の狭き門だけど。

教室に来た動機の部分が非常によくわかりました。
次回の挑戦での成功を皆応援しています。



■秋山順子さん(最優秀賞)
「ある司会」
先日、司会の役を担った。当初は滞りなく進んでいたけど・・
宴が始まると・・誰も聞いてくれなくなった。
「お食事ご歓談中失礼します。」
誰も聞いてくれない。何度言っても・・
ざわざわするばかり・・
そこで私は悟った。
問題は自意識過剰なのだ。
教室では「挨拶・誉める・感謝」と意識を外の人に向けることを学んだ。
そうだ、意識を外に向ければあがりも緩和されることに・・・


自意識過剰が問題と、自分の方に振り向けて考えたところに、発想の転換と、意外性を引き出した。
だれも聞いていない、場面は思わず笑ってしまう場面ですね。(実場面はきついのでしょうが・・そこがユーモラスな口調だったもので・・・)



■四宮美菜子さん
感謝の態度は自分も人も変える
私には苦手な人がいた。それは取引先の社長。バリバリのキャリアウーマンタイプで自分にも厳しいが人にも厳しかった。
しかし、教室に来て私の意識も変わっていた。
時間が空いたときに雑談などを試みるようになった・・・
「業界で人の動きとか」聞いていると
すると「美菜子ちゃん、転職なんて考えてない?だったらうちに来ない?うちじゃなくても私には知り合いが多いから・・応援してあげるよ。」とか言ってくれた。・・・そんな経緯があって苦手意識はなくなり話しやすくなった。


成果大ですね(^^)。
苦手な人を味方につけてしまいました。
今後が心強いですね。




■田口美香さん
ブログにて・・・



■新園直樹氏
私は町役場で働いている。最近は公務員に対して風当たりは強い。私は24歳の後輩には厳しく当たった。・・・・「僕は新堀さんからは優しくされたことはない」と言っているのを人づてに聞いた。気が悪かった。・・・後日「新堀さん、人にはもっと優しくした方がいいですよ」と言われて、ムカッと来て一時間以上言い合いになった。
その頃、教室に来て、人のことを考える習慣がついた。そして、あのときの言葉ももっともだと思えてきた。そして、意識的に取り組んだ。


一時間も言い合いになってしまった・・とのところで大きな笑がおきましたね。
人の言葉が聞けるようになる、と言うことは大きなことだと思います。
よいきっかけになりましたね(^^)


■鈴村信弘氏
「変われた自分」
「仕事で、上手く行かないことが多かった。早口そして、段取りを決めないで臨んでしまい、よく失敗した。そして、ダメだダメだと口癖になってきていた。
教室に来て、準備もするようになって、上手く行くこともあった。そして、「よしよし」の言葉を言えることも・・・
先日、銀行で仕事先の人と会った。そして、雑談を交わした。話が盛り上がって30分も話してしまった。仕事中なので上司には叱られたが、自分としては嬉しかった。


最後に上司に叱られながらも満足がいく、そういう成果がほほえましく、また誇らしくあります。




■根室充子さん
「自分の壁をやぶる」
「私は内科医。患者さんから話をし診察をする。時には”待ち時間が長い”等々のクレームも言われた。・・・・先日、祖母が亡くなり、ぽっかり胸に穴が開いたような・・それが仕事場で出ないように、私は壁を作っていった。ところが・・・他人に入らせない。しかし、いつの間にか人を寄せつかない殻になってしまっていた。
そんな時教室に来た。教室では挨拶と誉めるを励行した。そんなことで変われるのか?と疑問があったが、・・今自分の中で風通しがよくなったのを感じている。


患者を看取ったすぐ後にも笑顔で次の患者に接しなければならない・・そこから壁を作ってしまうようになった。・・その経緯の中で、風通しがよくなってきたと学びの成果を匂わせる、実は複雑な話を、自然の流れに感じるように工夫された構成であったと、感嘆しました。



■宮元しのぶさん(3位)
「前を向き始めた私」
「親から”あなたはダメね”といわれた子供はどうするでしょうか?親に気に入られようと、自分の気持ちを言わなくなっていい子にしてようと・・・そうしているうに、自分の意見や気持ちを本当に言えなくなっていくのです。私がそうでした。・・・そして、そんな自分を認めることが出来ませんでした。・・・・・教室に来て、「自分を肯定する」との言葉に出会った。自分は欠点をもっていてもいいんだ、と認めることできるようになってきた。今、少しずつ前を向くことができるようになってきた。


自分を認めてあげる、とても大切なことだと思えました。
いつも前を見て、そして、最後にご両親を認めることが出来れば、いいのですが・・・・
先生を泣かせてしまいましたね(もちろんいい意味で・・)



■加納章仁氏(2位)
話し方が得意になったか?と聞かれればそれはNOと言わざる終えない。やはり大の苦手とするものは、3ヶ月で得意になることは出来ない。しかし、最初の一歩は踏み出せた。・・・ダンプも止まっている状態から動き出す状態が一番力が要る。私はその状態を一歩踏み越えたのだ。


最大静止摩擦力、動摩擦力、理科でそんな言葉を学びましたが、話し方にもその法則は当てはまりそうですね。



■高山哲也氏
コンビニに言ったときの話
「スピーチコンテストのことで頭が一杯になっていた。コンビニ寄ったとき、中途半端支払いをしてしまい、とっさにごめんなさい、と、私はそういう言葉がすぐに出る。・・・・先週の自由題でコンテストの予行のつもりでスピーチをしたが、即効でダメだしを喰らってしまった。・・・・教室での私は初心を忘れてしまい、準備をせずに臨むことが多かった。・・それでは上手く行かず・・やはり何事も気持ちが大切だ。」

最初のコンビニエピソードが個性があって印象に残りました。その話だけで膨らませてしまうと言うのもありだったかもしれませんね。
中途半端な金額がいくらで、店員にどんな手間を取らせた、とか、謝ったときの店員の反応とか・・


■早川由紀乃さん
思わぬ感謝で気付いた自分
「ある男性との会話にて・・早”母の日どうするの?”・・男性”何もしない”早”何かしてあげた方がいいよ”男性”そうだね”・・・母の日前日・・・早”お母さんに何をしてあげるかを決めた” 男性・・何も決まっていなかった。・・・・私は、ケーキを作ってあげた。後日、彼と話したとき感謝していた。私はお母さんが喜んだので感謝していたのかと思っていたら・・私がケーキを作ってくれたことが嬉しかった、そうです。・・私はその意外な感謝が嬉しかった。


会話形式で、情景が浮かんできました。
ただ、彼がケーキを作ってくれたことに喜ぶのは自然なことだといえるとおもえます。
・・ケーキをプレゼントしてそれでお母さんが喜ぶのはある意味、自然なことで、そのことより、早坂さんがケーキを作ってくれたこと・・これは自然なことでなく、そちらの方が嬉しくなる。



■中田義博さん
私は今45歳・・人生半分だと思っております。・・小さい頃言葉が出ないことがあった。まず、普通に言葉が出るかどうか、それが心配事。CDを見ると焦った話し方をしていた。・・・子供にはそういうそぶり見せずに教科書等ゆっくり読んで聞かせている。
苦手なことから逃げないこと・・そのつもりでこちらに来た・・・。


「言葉が出ない」これまでの教室であまり感じたことがなかったので意外でしたが・・
ゆっくり読む、それが私にも課題になっていて、私の場合は早口になってしまって時々、聞き取ってもらえなくなる、と言うのがネックだと・・ただなかなか治せない(>_<)


■矢口克文氏
私は人前で話す機会が多い。慣れている、とは言えるが・・よく言われる。「話が平坦で気持ちが伝わってこない」・・それで教室に来た。・・ここで気付いたのは・・挨拶のツ・・次につなげる。・・雑貨屋で近所のおばさんがいた。今までほとんど話したことがなかったけど・・挨拶をした。そして雑談も・・急になので相手はびっくりしたが・・後日、近所で出あったとき、スムーズに。・・・会社で若い者とのコミュニュケーションもこの繋げるで可能になるのではないか、と心がけるようにした。


私は挨拶の中で次に繋げる、というのが苦手でなかなか言葉が出てこないのですね。でも、それが大切だということですね。
同級性に若い人が多くて・・と言うことでしたが、気持ちの入ったスピーチが見れて参考になりましたか?



■若山那保美さん

ブログにて・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先生の所感にもありましたが、笑いあり
涙あり、気付きありのそうそうたるスピーチが揃いましたね。
私も楽しみながら感嘆しながら聞かせていただきました。


4 第22回 スピーチコンテスト(17年2月生)感想

このクラスは秋葉原日曜校。21期生よりも受講生が多く、にぎわいました。出場者、最多の18名です。
この頃から聴講生制度が始まり、また全員にCDR(スピーチ姿を録画)をつくることになった、転換期のクラスです。


■ 中野(正)氏
【この教室に来た、目的と成果】
話し方がきつい、と周りから言われていた。そして、占いでも、話し方を変えれば開花すると・・それで、この教室に来た。
最近は、話し方がやわらかくなった、とよく言われる。自分ではその変化がわからないが、何人もから言われるのだからそうなんだろう。
これも先生はじめ生徒の皆さんのお陰です。

変化に関しては、自覚するよりも人から見たほうが良く分かるのでしょうね。


■ 正木氏
【話を聞くと言うこと】
教室に入って最初の頃、聞くことが大切だ、と習った。私は営業をしているが、先月、億単位の契約を目指していた。(競合3社)。このとき私は、ボイスレコーダー、メモ等を使いながら、聞くことに全力を注いだ。・・・・1週間後、見積もりを出したが・・金額が一番高かったそうだ。これはもうダメかな?とあきらめていた。ところが・・発注がうちに来た。
挨拶を兼ねて相手のところへ訪問したときに聞いた
正木「どうしてうちに仕事をいただけたのですか?」
相手「打ち合わせのとき一番熱心にこちらの話を聞いてくれた」
と・・・

聞き方の効果を明確に見せてくれるエピソードでしたね。
構成と主題に一工夫が欲しかったような気がします。

最初に仕事の話から入る・・・僕は営業マンです。先月億単位の契約をとるべく気合を入れていたところです。3社競合でした。・・・打ち合わせのとき、私は教室で学んだ「聞くこと」を念頭に、臨みました。・・・・・・うちの見積もりは高かったのであきらめていたところ、契約を取れた。先方に聞いてみると「熱心に聞いてくれたから」と。

主題は「熱心に聞く姿勢は金額に勝った」とかいうのはどうでしょうか?



■戸田氏
【僕らはみんな生きている】
私は少し障害があって子供の頃からいじめられたことが多かった。人間恐怖症のようになってしまって、人と話すことも無く生きていることも面白くもなんともない、そんな日々だった。そんな時家族のススメもあり、この教室に来た。ここは楽しかった。僕らはみんな生きている、生きているから笑うんだ。僕らはみんな生きている生きているから楽しいんだ


童謡にのっとったタイトルとこれまでえの無味乾燥だった日々が話されましたね。
このスピーチは「人と話し、関わることは、怖いことだったけれども、この教室に来て楽しいことだと実感した。」という話になるのかな?それが生きているということだと思えた。
主題は「教室に来て生きている、張りを実感した」と言う感じでしょうか?



■松浦氏(優秀賞)
職場で女性職員の話。仕事ぶりはきっちりしており丁寧だった。しかし、私は不満があった。資料がどういう目的を必要なのかなは、彼女も知っている。外向けの資料か内向けの資料か?そういう目的にあわせてメリハリをつけてもらいたいと思っていた。
「キさん、仕事が速くて助かるよぅ。ただ、ここに気をつけるともっと良くなるとおもうんだけど」 教室で学んだ誉める、ということを念頭に置きながら・・以降彼女の仕事は気遣いの細やかなものになった。

彼女が変わったと言うことが分かりました。成功例ですね。
この成功を浮き彫りにするには・・・それまでの注意・指摘等では彼女を変えることが出来なかった。・・・そこを誉めてから・・の方法によって変わってくれた。という対比が良かったかもしれません。
主題は「誉めてからの指摘は受け入れられやすい」とかになるのでしょうか?



■高田氏
【忍耐と更なる挑戦】
教室でスピーチに臨んだとき、全て出し切れたということは一度も無かった。一人で練習、家族の前でリハーサルを繰り返したけど・・帰りの電車で悔しかったことも一度や二度ではなかった。模擬披露宴では主賓の役をやらせてもらったけど、数年前に実際にその経験をしたこともあった。・・・・目に見える成果を挙げたわけではないけれども、できることは全てやった、という自負はある。

悔しさと努力が伝わってくるスピーチでした。
用意していたスピーチが話しきれなかった例を一つ挙げてもらえると・・イメージが湧きやすかったかもしれませんね



■渡邊(正)さん
【続けることが結果を生む】
私は色々と出来ないことが多く、一番苦手な話し方を学びにこの教室に来た。挨拶・聞くこと・誉めることを学んだ。私は高校の職員として勤めている。生徒との接点は少ないけれども、教室で学んだ3つを実践し、距離を縮めることが出来た。実は距離を縮めることは難しいことではないんだ、と分かった。継続していくことが大切だ。

言葉はハキハキと聞き取り安かったです。主題もシブイ。
ここでの話の中心は、生徒との距離を縮めた、というエピソードになるかともいます。よって、最初の教室に来た動機の部分は省く(直接関係ないと思われますので)。
「挨拶・聞くこと・誉めること」をどんな風に実践したのか?それと距離が近づいたと感じた場面、これらを入れてもらえれば、話が分かりやすかったかもしれません。
もう一点、エピソードの中で「継続」というものが出てきていなかったと思いましたが・・それも描写していただければ・・主題と話題が整合したかと・・。



■岡部氏
私は、誤解を恐れずに言えば・・選ばれた人間だと思っていた。話し方くらいで人の後塵を拝してならないとも・・。その一方で欠点があることも自覚していた。・・・・・イソップ童話に「北風と太陽」というのがある。ここでは、旅人は聞き手、話しては太陽になって、自発的に聞きたいと思わせ無ければならない。この気付きは大きかった。・・・・会社の会議の後、一番優秀な部下に言われた「副社長、話し方教室ては実は聞き方なんではないですか」と。これは教室での成果だと言える。


その部下の人ってやっぱりすごいんじゃないか!とそんな印象を持ちました。
どこでそんな風に気付いたのか、を聞きたいと言う気がしました。



■斉藤・高木氏
漫才。

コンテストでは、初めての試みでしたね。 何度も笑わせてもらいました。



■安井氏
【誇れる父親になるために】
2週間で、父親になる。この子に恥ずかしくない人間になるために・・これまで逃げてきいていた話方に挑戦することにした。・・・・先日、子供をお風呂に入れる講習を2人で受けに行った。受講者は10人。妻以外は皆知らない人。ここで自己紹介をした。かなり緊張したが、教室で学んだことを体で覚えていたのからだろう、思うことがいえた。


自己紹介、成果が現れましたね。
ここで、エピソードが2つ出てきました。父親になることと自己紹介に成功したこと、そこの関連性がないようにも感じられたので、それはちょっと印象を薄めたかもしれません。



■後藤氏
【黒子役】
2週間前、模擬披露宴の配役がまだ1/3しか決まっていなかった。クラスの岡部氏から配役を決める役をしてくれないか!とメールをもらい、試験や仕事が色々あったが・・・引き受けた。・・・・・MLで配役案を流したところ、それまであまり参加していなかった人たちも投稿を始めてくれて、森が上がってきた。当日、参加できなかったけど、飲み会には参加できて、そこで礼を言われたりで・・涙が少し・・・

当日、参加できなかったのは残念だったけど、そんな風な参加のしかたもあるのですね。


■中野(旬)・・・「教室レポート」にて


■森川さん
【本当の人付き合いが分かった】
私は、人にあったとき、最初の印象で”この人とは仲良くなれない””気が合わない”と決めてしまっていた。・・・ある実習で私も同じように見られたことがわかり、ちょっとショックで、それでこの教室に来た気がする。ここでは、第一印象ではなく、だんだんに、人を知っていく、みんなで一つのものを作り上げていく、そんな付き合いが出来たと思う。


最初の5分間で80%の印象が決まる。心理学でそんな風に習ったことを思い出しました。
教室では、スピーチや雑談を通して(みんなが話に来ているから話しかけやすいこともあると思う)、徐々に人の味わいを知っていける、そんな面白みもあるのかもしれませんね。


■渡部(観)さん
【自分のことが好きになれた】
子供の頃、両親が離婚し年に3度も転校した。転校生とは目立つ。そして色々言われるため、私は出来るだけ目立たないように、心にフタをし自分を隠した。そんな経緯もあって、人とはなるのが苦手で、自分が嫌いだった。・・・・この教室にきて挨拶や感謝を学んで、人付き合いの苦手間が薄らいできた。そして自分が好きになれた。


「自分か好きになれた」・・・そのことをいうの、いい子度だと思いますよ。
エピソードとして欲しかったのは、教室で学んだことを実践して、人と話すことが苦手でなくなってきた、そんな場面の一コマを聞かせてもらえればイメージが湧きやすかったのではないか、と。


■新井氏
子供の頃、年賀状が大嫌いだった。それは、もらった枚数が少なかったから・・これは人気投票で私がそれだけ人気が無い、と言われているようで・・・しかし、そんなことをいつまでもやっても仕方がないと思い、「話し方が身につく本」とかをたくさん読んだ。しかし、上手く行かなかった。やはり理論だけではダメと言うことだろうか。・・・もう一つ趣味のサッカー。その仲間で飲みに行くことが多くなった。これは趣味仲間なので話を続けることも出来た。・・趣味の違う人とも・・と考え、ここに来た。・・成果としては・・初対面の人でもびびら無くなった。


準備が出来ていなかった、と冒頭に発言がありましたが・・・
年賀状は今も嫌いなのでしょうか?


■駒村さん
【話し方教室に来て本当に良かった】
私は独りできる趣味は多い。HP作成、小説書き、本、漫画・・・でもそれらは一人。自分の欠点を克服するためにと思って教室に来た。・・・スピーチはビリを争うほど大の苦手だったけど・・飲み会は楽しかった。通ううちに、スピーチで笑が取れるようになった・・・・。

一人で出来ないことをやりたくなった、ということでしたね。
書くこととの対比が印象的でした。



■福田さん
【振り返って変わったこと】
最初の体験教室の日、私は泣いてしまった。なぜかというと・・周りのみんなが余りに上手くて・・前に出ると思った以上に人が多くて緊張して・・・。でも何とかここまでやっ来ることが出来ました。振り返る機会をありがとう。

涙ながらのスピーチが印象的でした。
最初の体験教室の自己紹介スピーチ、僕も覚えています。


■中沢氏
【名前と顔を覚えましょう】
教室では、名札があり、また名前を行ってから話し始めるので困らないが・・・以前仕事で50人ほどの作業員がいるところで仕事をした。その人たちは名札をつけていない。名前と職務関係が分からず、困った。・・・そこで、あだ名をつけてイメージを焼き付けた。番長・体長・特殊工作員等々、口に出しては言えないけど・・・これで何とか業務を進めた。日がたちと名前も覚えていったので、あだ名は、自分の中で廃止した。


あだ名で名前を・・ナルホド、それは覚えられそうな、そんな気がしてきました。ただ、僕が真似ると本人の前で言ってしまいそうな・・・





3 第21回スピーチコンテスト(17年1月生)感想

この期は新宿水曜のクラス。受講生数が多く、活気あふれるところでした。
コンテストスピーチは感謝の言葉が多かったです。


1 東敬蔵氏
「子供の頃はテストの点で評価される。大人は何で評価されるのだろうか?・・・・会話で評価される、そんな番組を見ました。・・・そんなきっかけで話し方教室に行こうと考えました。・・・”でも、定年までそんなに年数があるわけでもなく、ここで静かに過ごせばそれでまっとうできるのではないか?”もう一人の自分がそんな風にささやいた。・・・でも、思い切ってここへ来た。当初、教室に来るのは億劫だったけど、終盤は楽しみになってしまいした。」

大人は会話で評価される・・・ナルホド、いわれ見れば・・そういう場面多そうですね。
”もう一人の自分が囁く”・・・”行こう”と決心するまでの揺れ動きが印象的でした。



2 池山由紀彦氏
【教室に来て恐怖心が消えた】
自分は緊張する性質でそれを克服したくこの教室の門をたたいた。第1回目、周りの人が余りに話しがうまく、縮こまってしまう思いだった。
ところが飲み会時
「話しお上手じゃないですか!わたしなどは緊張してばかりでみっともなくて・・・」
と話しかけ
「イエイエ、私など全然、それに、池上さんとても緊張しているようには見えませんでしたよ。」
こんなやりとりをした。
”緊張するのはみんななんだ。そして、緊張して話しても惨めな感じではないんだ。と気付いた。同時にスピーチに対する恐怖心も消えてきた。この初日の成果が大きかった。


飲み会の時の会話が、財産になりましたね。
1年前のコンテスト「緊張感を楽しもう!」とスピーチがありそれを思い出しました。



3 野田亘氏(最優秀賞)

【私の素直な気持ち】
全てが劣っている。私は周りに人と比べてそう思ってしまう。学歴、私は高校を出ていない。いつもそれを言い訳にしていた。しかし今回、この話し方教室では、それを言い訳にして逃げることは絶対にしたくない。そう誓っていた。・・・・ここでは話し方より大切な生き方を学野崎氏んだ。・・私は介護の仕事をしている。そこでのおじいちゃんおばあちゃんから”最近変わったね、明るくなったね”と誉めてもらえることが多くなった。


修了感想で、「話し方が下手なので・・・・」との言葉がありましたが・・・・。
スピーチの姿勢と表情にほとんど動きがなく硬い感がありましたが、
それを上回る共感が話にあったのでしょう。

教室で学んだ生き方とはどんなものだったのか。それは講義なのか、他の人のスピーチだったのか、会話だったのか?「過去よりも現在、これからを大切にする」との話を掘り下げて聞きたかったです。

主題は「教室に来て言い訳姿勢から決別できた」?ということになりそうに思えました。



4 槌田暁氏
【東京話し方教室で得たもの】
私は口下手だった。それでこの教室に来たが・・・・回を重ねると楽しくなってきた。・・教室へ行けば、先生にみんなに会える。”一人じゃないんだ”と思える。・・毎週水曜が楽しみだった。この教室が無かったらどうなっていたか!と思えます。

”一人じゃない”と心強くなれた気持ち、よく分かる気がしました。
「得たもの」は仲間ということになるでしょうか?

教室が無かったらどうなっていたか!ということは実生活で苦しい状況だと推察しますが、どんな感じだったのかを質問したかったです。
主題は「教室で得たもの」では、課題そのままでイメージが湧かないという難点が・・・

得たものは何か?その”何”を主題にしたいと、思ってしまいます。
例えば・・・「教室で出会った仲間から僕に意欲(勇気)をもらった」とか・・・・・



5 宮島善章氏
【挨拶から始まる】
会話はキャッチボールだといわれる。
・自分から投げかける。
・相手が投げやすいように構えてやる。
・相手の受けやすいこと路へ投げる。
こんな風に心がける、としても実際には難しい。・・・・・しかし、ここに簡単な方法がある。それは挨拶です。挨拶なら、難しいことを考えなくても自然に投げかけられる。・・・・息子が英会話教室に通っています。最初の言葉は”ハロー”なんですね。・・・私は一生挨拶月間、でいきたい。


キャッチボールの例えがユニークで印象的でした。
エピソードとして、挨拶から会話のキャッチボールになった体験談とかが聞けると、さらに印象的になったかもしれません。



6 小田正紀氏
今日は体調が悪くて(汗を拭く)・・・サッカーは残念でした・・・・模擬披露宴のとき私はアルコールの係りになった。途中ビールを買うところにシャンパンもあると思っていたら、無かった。・・・・困った。しかし、灯台下暗し、教室のすぐ近くにヤマヤというところがある。そこで買って事なきを得た。
模擬披露宴のときはヤマヤを利用してあげましょう・・・・


体調悪く大変そうに見えました。でも、休まずに同期生と修了できてよかったのではないでしょうか。



7 瀬口寿恵さん
【自分に気がついた】
この教室でいろんな人のスピーチを聞けた。前回コンテスト入賞者、原田さん
「ここにいる人はみんな人が好きなんだ」という言葉が心に響きました。
そして、気付きました、”私は人が好き、人と話したいんだ”ということに。
この教室で私は、キーワード・気づき、たくさんのことが聞け、それが嬉しかった。


言われて私も、先月の原田さんの言葉を鮮明に思い出しました。修了の感想だったですよね?
たくさん気づきにつながる話を聞けた、ということでしたが、原田さんの言葉に絞ってそれが印象深くさせました。
教室のドメイン、「聞き方」、瀬川さんが優れた聞き手であることを垣間見せていただきました。
原田氏に聞かせたかったね!
主題は「人が好き、人と話すことが好きな自分に気がついた」となるでしょうか?


8 長谷部史氏
【教室で得たこと】
私は2月初旬に来たのが最初だったけど・・1月のみんなは快く迎えてくれた。そして、ここにはいないけど先輩方も・・・・私はスーパーマーケットに勤めている。担当の正社員は2名だけど、パートが20名いる。この人たちを一つの方向にまとめるにはどうすれば・・・と迷っていた。教室に来て、一つあたりをつけた。普段あまり話さない人でも話したいのはないか!・・・・お地蔵さんとあだ名される、いつも無口な人に声をかけてみた。・・・するとたくさんしゃべりだした。やっぱりそうだったんだ。・・・・


時間、4分6秒でした。
最初の1月教室へ来る過程は切った方がよかったように思えます。
それから、感謝の言葉も・・・・・。 先輩方、とは誰にことかを質問したかったです。

主題は・・・
「無口な人も実は、話したいんだ、と気付いた」ということになるでしょうか?
その気づき印象的でした。




9 山谷健司氏
【話し方から社会人へ】
僕は学生です。でも後1週間で社会人になります。
僕は人前で話すときガチガチになってしまったけど、それがなくなってきた。ここでは、みんな善意で話を聞いてくれるから、ただ、これから実社会において善意で聞いてくれない人が多い場面がたくさんあるだろう、そういう状況でも話せるようになることがこれからの課題です。


善意ばかりで聞いてくる場面は少ない、外に出ればそういうことは度々あるかもしれませんね。
この話題と主題との関連性について質問したかったです。



10 中元朋子さん(準優秀賞)
【コミュニュケーションの土台は信頼関係】
「教室レポート」にて



11 福田美樹子さん
【みんな違ってみんないい】
2ヶ月前初めてコンテストを見ました。そのときは11月生の方たちでした。とても立派でとてもとても・・私は焦りました。教室でも上達していくみんなと比べて私は・・・と思っていました。・・・・でも教室のみんなは誉め上手で・・・私を勇気付けてくれました。そして、私はみんなと比べなくていい、と気付きました。”みんな違ってみんないい”金子みすずさんの詩ですが、教室に来て初めて理解できた気がしました。


この詩は、教室の講義で紹介されますが、その前から知っていたんですね(^^)
知ってる詩等が紹介されると嬉しくなりますね。
教室の人は誉め上手・・・そういわれ見れば確かに、納得しました。

もう少し触れて欲しかったのは・・・・
「みんなと比べなくてもいいんだ!」と思えるようになった過程や出来事。
ここに触れられて話は完結する、と・・・・




12 高山剛氏
【私と話し方教室】
50人の前で1時間話す講師をやれ、と職命が下った。・・・・断りたかったがそれは出来ない相談だった。私は、自分が撮れるデジカメを買ってそれで話している姿を撮ったりした。・・・後日になるが、世の中に、話し方教室なるものがあることを知った。そして、これだ!と思った。・・・・おかげさまで何とか無事に講師を務めることが出来た。


デジタルカメラで自分を撮る姿勢が印象的でした。
無事に勤めることが出来て、成功でしたね。

1時間の講師、そのとき教室で学んだこれをを使った。というエピソードを中心にすえると、さらに印象に残ったかもしれません。




コンテストを振り返って・・・・
感謝の気持ちと充実感をあらわす言葉が多数聞かれました。先生も嬉しかったと思います。
修了式
コメント用紙には改善点と良かった思われる点を書く、ということでしたので
前者について私が思ったことをm(_ _)m・・・(全般的ですが・・・)


1 主題
スピーチの形式として冒頭と終わりにこのスピーチで言いたいことを述べる。主題です。
この主題で、課題やそれに近い言葉が多かった。これはもったいないことです。
【教室に来て恐怖心が消えた】
【挨拶から始まる】
【コミュニュケーションの土台は信頼関係】
【みんな違ってみんないい】

こんな感じで主張を打ち出す、大切だと思います。(先月参照・・・・)


2 主題と話題の関係
  エピソードを聞いて・・・それが主題とどう関連しているのかが分かりきらないことが多々あって(^^;








2 第20回スピーチコンテスト(16年12月生主体)感想

この期は私の丁度1年後のクラス。時期が同じなので私の受講中のこともたくさん思い出だしてしまいました。
スピーチも皆個性的で特徴があり、それぞれ印象深くなっています。

1 
山田薫氏
  「話し方教室で学んだこと3つ」
  3つとは挨拶、人の話に興味持つ誉める、感謝を言葉にする。・・・・挨拶は今しました。次に・・・・もののけ姫の歌が2分・・・感謝は・・・。


  歌声は最高でした。メーリングリストで話題になっている歌声はこれなんだ!と感嘆した次第です。歌からスピーチに入った人はいましたが、さすがに2分は・・・・。



2 田島昌也氏
  「3ヶ月間通って気付いたこと」
・・・・・・・・・感想は「心に残るスピーチ」にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


3 原口孝一氏(準優秀賞)
  「教室で何を学んだか」
  法律相談に来たご婦人。結果的には離婚したいということなのだが、それに至るまで息子の死という話を延々とした。これまでその手の話は法律相談と関係ない!と切り捨てていた部分だ(それは同僚も同じ)。しかし、”相手の話を聞く”ということ教室で学んだ。それを実践すべく切り捨てずに聞いた。・・・・これによってそのご婦人とは信頼関係が出来、その後の相談はスムーズに進んだ。これは初めての体験で、それだけ新鮮であった。・・・・相手の話を興味を持って聞く、という効用を実体験したのだ。これからはこのやり方で行こう、という指針が出来た。

エピソードは一つ。そして、説得力がありました。原田さんほど人生経験・相談豊かな人が新たな体験、そして指針が出来る。そんな効用の大きさにうなずいてしまいました。
主題はそのものズバリが良かったかもしれません。
例「切り捨てていた話の中に信頼の鍵があった!」とか・・・・・・


4 山田美也子さん
  「けなすよりも誉める方が面白い」
  私は突っ込んだり、違う、といったりする方が多く得意だった。しかし、この教室で誉めることの大切さを学んだ。最初の授業、隣に座ったのは天野君だった。彼は最初は話しにくい人だったが、誉められたり、皆からコメントをもらううちに、棘、邪気がなくなっていくのが分かった。これは誉めることの効用か?誉めたとき素直に喜ぶ相手を見ると嬉しくなるが、「嫌、私なんて!」と否定的に言われるとカチンと来る。・・・・そんなことがあって誉めることに苦手意識が強い私だったけど、ここでは11回目の授業で天野君を誉めた。先生のHPには女神と書かれて気持ちよかった。

同級生の変わり方と自分の感覚の変化を物語った成長記を面白く、そして分かりやすく話されました。


5 深田祐一氏
  今日もいつものごとく終店前のスーパーの半額シールつきを狙った。まだシールが貼られていないとき、2人の競争相手を確認した。一人はこの道20年という感じのおじさん。もう一人は、いかにもあつかましそうなおばさん。電車で席取りだったら誰にも負けない、というタイプだった。ウー強敵!しばらくして半額シールを貼りに来るお兄さんが・・・・。そうするとお惣菜コーナーは・・・とこから出てきたかと思うほどウジャウジャと競争相手が現れた。これは大変だ!と必死に掻き分けながら、半額のトンカツをゲットした。・・・その夜食べてみた。あまりうまくなかった(>_<)。けど、そんなことは小さなこと。半額でゲットすることが大切なのだ!・・・・これまであまり話しがうまくなかったけど、ここへ来てこれだけ話せるようになりました。


大笑いの連続で・・・これだけ笑わせてくれたのは・・・”笑の魔術師”磯部氏以来か?と思ってしまいました。
後の本人談によると、最後の「うまく話せるようになった」は真面目な部分だったそうですが、前半の流れからお笑いネタのように受け取ってしまいました。
当初の目的が「笑わせる。そしてその場で忘れてもらうような内容にする」。だったので見事だったと感嘆しました。




6 山村武氏
  「教室で気付いたこと」
  挨拶をしてみて・・・店で店員などにしてみると・・・・小さな声で”毎度”・・”うなづき”これが本当の店員その人の声だったのだ。相手の気持ちが見えてくる。

 
 店員の態度等、本音を引き出しそれを見抜く、面白い試みでした。


7 小道早苗さん(優秀賞)受賞3者
  「沈黙の時は怖くない」
  アガルと多弁になってしまう、という俳句があった。確かにそうだ。私も緊張すると、くれ目なく言葉を発してしまう。沈黙できないのだ。これでは同じ言葉繰り返してくどくなったり、つながりが変になってしまったりする。だれが止めて!と思ってしまう。そしてどっと疲れる。
 ・・・・・・私は俳句の会に入っているが・・・お世話になった先輩で3月で止めると聞き、不安になっている。そんな時この教室に来た。・・・ここでも言葉に詰まったりしたけど・・・そこにも暖かいコメントを頂いた。そうだ、詰まっても大丈夫なんだ!詰まってもそこから盛り返せば・・・
”アガッテもあわてず騒がず落ち着いて、沈黙は怖くない”

締めの句が印象的でした。沈黙・・・それを苦手に感じることが私にも多く、機関銃のように話してしまうのですが・・・一度沈黙を試してみたくなりました。
エピソードで先輩が俳句の会を辞める、ことと主題との関係が少し分かりにくかったかもしれません。



8 秦田利章氏
  まだ、補講が5回残っているけど・・・今日も仕事の関係で都合がついてしまって急に来ました。ということで準備は全くしていないのですが・・・歌やお惣菜と直接関係のないスピーチもありまして面白いですね。・・・・・・・


 
完全な即興スピーチでしたが、聴衆の笑いが何度も飛びだしました。”即興スピーチに強くなりたい”こういった人は多い。あこがれられたのではないでしょうか!



9 楢本垣氏
  「表現する大切さを味わった」
  2年前に仕事を変えた。そこでのコミュニュケーションに慣れなかった。一番は弁当を頼む方法だ。事務の女の子にお金を置いておくと頼んでくれた。ところが彼女が休んだとき、先輩の事務員が変わりに頼んでくれたのだが・・・・”誰が頼んだのか分からなかった。弁当を頼むのは彼女の業務ではなくボランティアなのだからお金だけ置くのではなく感謝の言葉をそれる方がいいのではないですか!”とメールされた。/次の日からお金とともに一言紙をそれることにした。・・・・だんだんネタが尽きてくる。困って”おみくじ・・大吉”と書くと、返事が返ってきた。・・・表現することの大切さを知った。


弁当を頼む描写が詳しく分かりやすかったです。しかし、お金を机においておくだけでどうして楢府さんのだと分かるのだろう?と疑問でした。
主題は「一言添える・・苦労もあるけど甲斐もある」とかが話題に合っているように思えました。


参加者一同

10 天田元希氏
  「人生で初めてのすしを味わった」
  それまで仕事(営業)がうまくいかなかった。お客さんが怒ってしまうことが多かったのだ。なぜ、こうなってしまうのだろうか?自分の話し方に問題があるのでは?と思い、この教室に通った。
そこで習ったコツ
・相手の話に大きく頷く
・相手の話を興味を持って聞く
・誉める
それを実践しだすと仕事がうまくいき始めた。
北海道への出張。仕事相手の人と同じ飛行機に乗りながら・・・”天ちゃんすしを食べに行くぞ!”と滅多に連れて行かない取って置きのすし屋に連れて行ってくれた。

成功談して綺麗にまとまっているのですが・・・・
このすしネタは題9回(誉めてみて)のスピーチとエピソードが同じながら・・・
あのときの方が描写が具体的でオチも面白かったので、そちらを思い出してしまいました

【要約】
お客さんの話ですしの話題が出てきた。それで”それはうまそうですね”・・”うわ・・よだれが出てきますよ”・・”いろいろな店ご存知なんですねぇ”と感心して見せた。すると・・・小樽の中でも取って置きの店に連れて行かれた。この人は滅多に人を連れて行かないのに、だ。仕事としては大成功だったのだが・・・実は僕はすしのネタでは卵やたこ等4品しか食べることが出来ない。今回はウニやイクラ等高いものをたくさんご馳走してくれたが、実は飲み込んでいた。味わったりすることなど到底出来なかった。誉めることで良し悪しだった!



11 久保田和之氏
「出会えてよかった」
・・・・・・感想は「教室レポート」にて・・・・・


12 鈴本幸恵さん
   「話し方教室で勇気をもらった」
   もともと話すのは苦手だった私だけど、教室での暖かいコメントや励ましで勇気をもらって今日までやって来れた」

  11月生は、雰囲気も良くて団結も強い。・・・スピーチ前に先に修了した同期の声援もあって、仲のよさのアピールが暖かかったです。




今回のスピーチ半分くらいに思ってしまったのですが・・・「主題」です。
「教室で気付いたこと」「学んだこと」という感じが多かったのです。
こういう感じの主題(タイトル)では印象に残りにくい。課題「教室で学んで得たもの」にほぼ被っている=意味が薄い、ということもある。
”気付いたこと”なら、その気付いたこと、をズバリと主題にしてしまう。”学んだこと”ならそのものズバリ、または得た教訓を・・・・
こういうときは、多少はいいカッコしたタイトルなんかが、相応しいのではないか?話題が優れているだけに、そこが残念!と思えたもの多数でした。


1 17年最初のスピーチコンテストの感想(17.1.30)
要約は4月生村中氏が会場にパソコンを持参し、作成してくれました

黒字が要約、
青字が私=池本の感想です。




1.岡村明子さん(2:44)
「あの時話せたのだからきっと話せる」
上がりを意識し始めたのは学生の頃。
人前で話をした経験はほとんど無かったから、あがるのは当たり前だと感じ、この教 室に入った。そこで、様々な経験を積んだ。3ヶ月間かよったことで、緊張する度合 いによって話しやすさが変わるのであって、人前で話せないのではない、緊張しても 人前で話ができると実感することができた。
この経験が、今後の人生で様々な救いになるであろう。前哨戦・マイクのテスト中

表題を聞いたとき、以前の経験が今役に立っている、という話かと思っていましたが、
そうではなくて、この教室での経験(緊張しながらでも人前で話すことができた)が今後
自信につながり、出来るようになる。というお話しでした。
その意外性と将来性の語りが印象に残りました。




2.稲田紀秀さん(3:04)
「まずは聞き上手になろう」
昨年9月に税理士事務所を独立開業し、人前で話す機会が増えることからこの教室に入った。
2ヶ月目の授業で、久保先生から聞くことの大切さの講義があった。kikikata.comの ドメイン名にもなるほどと納得していた。
昨日、1名で来る予定の客が3名で来た時、大勢だったせいか一方的な説明になって しまった。幸いうまく説明できたが、お客が帰ってから、果たして理解してもらえた か不安になった。
そこで2ヶ月前の講義を思い出した。もう少し相手の立場になって考えてはなせるようになればと感じた。
そのように日常で活かせる場がたくさんあることが分かり、話し方教室にありがとう を言いたい。

聞き上手、教室でその大切さを学べた、ということでよかったです。
聞き上手へとつながるエピソードをもう一つ付け加えていただければ・・それをさらにお聞きしたいです。





3.跡川泰氏(2:43)
「話すことはつらいこと?」
この教室には3分間スピーチがある。11月生のなかには、急に新聞を読み始めた人 や、ひたすら昔話をした人などがいて、本当に楽しい日々であった。女性もかわいい し・・・今でもコミュニケーション月間です(笑)。
皆さん、初めてスピーチした時を覚えてますか? とても緊張した人が多かったはず。自分も必死で話したことを覚えている。
小さな子供は話をするのが好きだ。本来話すことは楽しいことのはずだが、大人になると失敗を恐れて苦手意識を持ってしまう。
しかしこの教室で、話すことの楽しさを再発見したように思う。

「話すことは辛いこと?」・・・コトの部分でアクセントがちょっと上がる。実はこの部分で反語(いやそうではない)と
暗に述べている。発音の妙に芸の細かさを感じました。
そうですね。話すことが楽しいことですね(^^)






4.渡瀬友希さん(2:46)
「聞き手の反応に気づけて良かった」
この教室に入って、2回目までは緊張して聞き手に目を向けられなかった。しかし、
スピーチを重ねていくうちに、ようやく他人に目を向けることができた。そのとき、
聞き手の反応があって、支えられた。
話し方だけでなく、聞くことが大事という先生の話が納得できた。
授業で学んだこと、11月生に出会えたことが、私の宝物だ。

感想は「心に残るスピーチ」ページにて・・・・・・







5.大田恵子さん(2:51)
「継続は力なり」
この話し方教室は、休まず通うことに意味があると言いたい。12回の授業は、緻密に計算されていると実感している。
それに加え、主題を一つに絞る等、12回を通じたポリシーを感じた。
おかげさまで、ようやく3ヶ月経って自分に身に付き始めたと思う。

12回は緻密に・・・その視点私には新鮮でした。



6.村山信介氏(3:50)
「きっかけということは大事である」
きっかけというと、教室関連の話を期待する人も多いかも知れないが、そうではない。
この教室に3ヶ月通って一番苦労したのは、スピーチのネタを考えることであった。
小学生の頃から、文章を考えるのが苦手だった。
作文の時間も、時間内におわった試しがなかった。そんな私だから、スピーチの内容
を考えるのが、大変だった。
今回のスピーチも結構苦労した。1週間前からずっと考えていたが、昨日まで悩んで
いた。3分間スピーチの作り方というレジュメの中に、「率直さが人を動かす」とい
うのがあった。それをみて、率直に話せばいいのだと気づき、文章に苦労しているこ
とをそのまま伝えようと思って、今この話をしている。
率直さは文章を考えることには関係ないが、それがきっかけでこのスピーチになっ
た。このように、何がきっかけになるか分からない。
毎日ふとしたことでも、好奇心をもって過ごすようにしたい。


率直さが一番。確かに、すっと感じたことを・・それがスピーチの主題になる。
そんな体験が、日常の話題を豊富にする・・・ことにつながる。そんな気がします。

「私は文章を考えるのが小学生の頃からら苦手でした。スピーチのネタというのはその苦手部分にモロに被る。」
こんな切り出しで、前半部分を短縮するのが有効だったかもしれません。




7.三村庸平氏(2:59)最優秀賞
「誰にでも秘密がある」
皆さんは、人前でスピーチしているときに、緊張で手が震える経験はありませんか?。三原氏最優秀賞受賞
私は今もそうで、手がこのように震えています(笑)。
先日職場の上司が話しているのを観察していたら、全員緊張しているのが分かった。
最初の人は首からしたが動かない、2番目の人は籾手をしていた、3番目の人は揺れ
ていた、4番目の人・・・全社のリーダー的な人は、堂々と話していたが、手が震え
ていた。内容も同じ事を何度も言ってみたり、難しい言葉を使っていたり、と緊張していた。
このように、誰でも緊張するのだから、自分も緊張するのは当たり前と気づき、肩の
荷が降りた。
緊張と戦うより、友達になろう。
(途中、壇上から降りてのパフォーマンスあり)


「秘密とは緊張感であり、緊張感は友達だ。」と経験から悟った法則?に説得力がありました。
上司も人の子。会社での場面なら我々よりも背負うものも多い。・・震えを止めるために机に手を押さえつけて話す。
ちょっと悲哀に感じたりしてしまいしました。





8.早坂克也氏(2:58)
「教室で学んだことを実践して」
実は私は10月生だった。2回くらいしか出られず、教室に通っても自分は変わらな
いという気持ちだったが、このままではまずいと思い直して11月生とともに学ぶよ
うにした。先輩だからうまいといわれていたが、一番下手だった。小学5年の頃の思
いがトラウマになって引きずっていた。
先日社内のスピーチの場で、最優秀賞になった(拍手)。他の人の話を聞いてみると、
ほとんど緊張していた。緊張することで、人間らしさが出ている。今の自分も緊張している。
これからもどんどん緊張して話せればいいなと感じている。


小学生の頃の失敗、確かにそれは残ることがありますね。
ただ今回は、優秀社員の表彰に絞って・・・どういった理由で選ばれたのか?等々でエピソードを膨らませるのも
一手だったかもしれません。




9.三田 仁氏(みき ひとし 3:34)準優秀賞
「話し方教室って、ホント楽しいぜ」三木氏準優秀賞受賞
皆さん、話し方教室って、はまりませんか? 私はがっつりはまってしまった。
何でそんなにはまったかというと、まず挨拶月間が始まる。みな先生に言われたこと
を守るので、教室へ行くとみんな話しかけてくる。それでムードがよくなる。次の褒
めよう月間では、みんな気持ち悪いくらい褒める。模擬結婚披露宴では、それぞれの
役割をみな全うした。
このときになると、当初の目標がすでに達成されていたことに気づいたが、今となっ
てはそんなことはどうでもいい。話し方に参加して楽しかったと感じている。


実はこの話しエピソードが3つあって、内容的には総花的だったようにも思えたのですが・・・・

声に力と抑揚があり、ホントに楽しんでいる、という気持ちがよく伝わってきました。
非言語コミュニケーションに優れたスピーチであったとそんな風に感じました。




10.山本恭至氏(3:37)
「最近家で始めたこと」
最近、部屋の枕元に非常持ち出し用具を置くようにした。きっかけは、新潟の地震と
スマトラ島の津波だった。
これらの映像を見たとき、人ごととは思えず、怖かった。ちなみに私の家は築20年
で、土台の高さが違う等欠陥工事であるため地震がきたら一発で倒壊する。
しかし、何をしたらよいか分からなかった。ちょうど引っ越ししたばかりの友人の家
に呼ばれていったら、スリッパが地震の時の役に立つと教わった。家に帰っていろい
ろ物色していたら、防災に使えそうなものが色々見つかった。それらの中からレイン
コート・帽子・鞄を取り出し、防災袋を作った。
皆さんも、家の中を調べてみてはどうだろうか。

教室と関連のない話題にあえて挑戦した心意気は個人的には好きであります。




11.乙山念樹氏(3:06)
「この教室に参加して、一番に実践したこと・・・心を込めた挨拶の効果」
具体的に言うと、私の会社に、どうしても好きになれない上司がいる。中日の落合監
督のいう「俺流」を貫いている、わがままな人だ。何を提言しても、すぐ切れる。
挨拶月間の時、その上司に実践してみたが、全然効果がなかった。しかたなくしばら
く続けていたが、だんだん挨拶を返してくるなど上司が変わっていくのが分かった。
そのうち、相談に乗ってくれたりと、いい上司に代わってきた。
心を込めた挨拶が、こんなにも人間関係を変えるとは思っていなかった。
これからも実践を続けていこうと思う。

嫌いの上司に挨拶をしたが、無愛想で「先生の言っていることは違っているじゃないか!」と当初思った。
そのあたりが笑を誘っていましたね。
「挨拶も継続だ!」とかいう主題もありだったかもしれませんね。






12.河上信二氏(3:30)
「自分を好きになると言う本当の意味」
この教室に入る前、劣等感の固まりであった。自分が劣っていると感じることで、他人を
尊敬できるので、これはこれでいいと思っていたが、自分を尊敬できない人間は
他人も尊敬できないというような話を聞いて、そうかなとも思った。
12月生の模擬披露宴の際、人に迷惑をかけないように、失敗しても影響の少なそう
な友人の配役をお願いした。そのとき他の人は自分の役をこなすのに一生懸命だっ
た。それを見て、他人のためを隠れ蓑にしていたことを反省した。そして、大役を名
乗り出て無事こなしたとき、自分が少し好きになっていた。
こうして、自分の好きになることで、相手を本当の意味で尊敬できると言うことを知
った気がする。

途中時間に追われて話題の中心を話せずに終わってしまったのですね。
是非とも話を完結させてください。(聞かせていただいてここに掲載させて欲しいです)





13.中山長史氏(3:43)
「自分はしゃべるのが好きだ」
もともとしゃべるのが苦手。朝礼の挨拶、会議での発言、電話に至るまで、緊張でど
もるので、しゃべることをできるだけ避けてきた。
そんな自分は、転職を考えており、面接に行った。普段より更に緊張してしまい、す
っかりどもってしまった。当然採用されなかったが、今更ながら反省し、この教室へ
通うようになった。
1回の授業で最低3回くらい話す機会が得られ、今日のように大勢の前でしゃべる機
会も得られて良い。
実際通ってみると、緊張してどもることもあるが、視敗してももう一回チャレンジし
たいと思えるようになった。回を重ねるごとに、教室へ通うのが楽しみになった。
まだまだ習ったことができていない点もあるが、こうしたしゃべる場を持たせて貰い
たい。

話すのが楽しみになってきた。三木さんの「教室にハマッタ」に通じるところがあるようにおもえました。
「楽しくなってきた」部分をもう少し膨らませるのもありだったかもしれません。





14.山本正彦氏(2:57)
「本では学べなかった話し方」
今の職場に3年前転勤してきた。ここはよそ者を受け付けない雰囲気があり、自分か
らも積極的にコミュニケーションを取らなかった。
1年前に昇進して、人に指示を出すようになったが、コミュニケーション不足から、
うまく伝わらないことも多かった。
このため、本を20冊以上読んでみたが、何も変わらなかった。
そんなとき、たまたまこの教室のHPを見つけて申し込んだ。
ここで教わるようなことは本にも書いてあるが、実践できなかった。本は1冊200
0円として4万かかったが、教室も3ヶ月で4万。楽しい仲間も得られたし、職場の
人間関係も改善できた。教室をもっと早く見つけていれば、最初の4万を損せずに済
んだかもしれない。


私も心理学や話し方の本をそれなりに読んだので、そのときのことを思い出してしまいました。
でも、その4万円も役に立っていると私などは思ってしまうのですが・・・・






5.矢口建治氏(3:02)優秀賞矢島氏優秀賞受賞
「話し方とは」
この教室に来る前は自分のことが大嫌いなダメ人間だった。
この教室で学んだことは、話し方は生き方だということだ。
ここに来ている大多数の人が上がりの克服であろう。しかし、先生の話を聞いている
うちに、自分の生き方に問題があったのではないかと気づかされた。
そこで挨拶月間等様々な課題をこなすうちに、何かが変わってきたことに気づいた。
自分の場合、それはプロボクサーを目指すことだった。現在魂を賭けていると言って
も過言ではない。
あがりの方は完治していないが、あがりにとらわれず、魂を賭けていきたい


話し方教室からボクシングに出会った。という意外性のスピーチでした。
模擬披露宴の役割「元チャンピオン」の設定も架空ではなかったとそちらのことも面白かったです。
主題「教室で学んだ心がけを実践してボクシングに出会った。」というのはどうでしょうか